2018年1月8日月曜日

天命鋳物--若林秀真(わかばやしほつま)

手仕事専科には、佐野にある天命鋳物・若林鋳造所があります。
茶道具の釜や文鎮、花器などをご紹介しています。
大きな茶釜は、値段も張りますが、若林さんのお人柄から、全国からお問合せが入ります。
こんど、海外向けのWeb citeでご紹介することになりました。
若林秀真は、「ほつま」と呼びます。
秀真(ほつま)は、由緒ある名前です。
*神代文字の一。48の表音文字で、明治時代国学者落合直澄が示したもの。

天命鋳物は、約一千年の歴史があります。
天慶3年(940年)に京都から、ここ下野の国に鎮守府将軍として赴任したのが初代唐沢城主の藤原秀郷公。秀郷公は領国を統治するにあたり兵器となる武具製作者として、河内の国から5人の鋳物師を佐野の地に移り住まわせたことに始まります。
 時は移り、茶道が隆盛を迎えたのが安土桃山時代。当時、〈西の芦屋、東の天明〉と並び称され、もてはやされたのが天命釜でした。芦屋とは九州・福岡県の芦屋町。芦屋釜が地肌が滑らかで、地紋が鮮麗なのに対し、天命釜は詫びた肌合いに素朴で力強い造形に特徴があります。茶道の大成者で茶聖とあがめられる千利休が、天命釜で一会を催した旨の文献が残されています。
 拙家が鋳物を生業として創業(弘化3年、1846年)以来、私で五代、160余年になります。

今後もその伝統を受け継ぐとともに〈温故知新〉の心掛け、〈自然体〉のものつくりに精進していきたいと思います。
                                         -若林鋳造所・若林秀真


若林鋳造所 http://tesigotosenka.com/tenmyouimono.html
手仕事専科 http://tesigotosenka.com

                    
・天命繰口肩衝釜  (クリクチガマ)
 
      ¥550,000
 胴径25cm×丈20cm
 ■商品コード  S-21020■
http://tesigotosenka.com/pic/s-21pic/s-21020.html
・鈴神(スズカミ)
¥48,000  口径6cm×h14cm
 ■商品コード S-21024■

http://tesigotosenka.com/pic/s-21pic/s-21024.html
・蝋型ピンブローチ 七芒星(ナナボウセイ)
   
¥12,000  口径2.0cm
 ■商品コード S-21034■

http://tesigotosenka.com/pic/s-21pic/s-21034.html

若林鋳造所-若林秀真(わかばやしほつま)
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