2017年10月4日水曜日

演奏家のつくる「オカリーナ」-白鳥謙一

先にも一度紹介したことがありましたが、オカリナをご存知でしょうか。
手仕事専科には、工房白鳥オカリーナがあります。
仙台市にすむ演奏家の白鳥謙一氏が、つくるオカリナですが、彼は、オカリナとは言わずに「オカリーナ」といいます。
彼との出会いは、もう15年程前になります。
今では、(一財)田村市滝根観光公社といいますが、私が日本ビューホテル事業(株)より、プロパーとして、あぶくな洞管理事務所に3年間出向しておりましたが、その折に「あぶくま洞の滝根御殿コンサート」での演奏をお願いをしてからのものでした。
職員とのイベント会議で洞内コンサートにいろいろのアイデアがありましたが、オカリーナの演奏は、その一つでした。
リハーサルをお願いいたしましたが、湿気があるために音が曇りがちでしたけれども鍾乳洞の襞襞(ひだひだ)が、微妙な反響音となり、面白い音色となりました。
プロの演奏は、多くのお客様に感動を与えました。
それ以降、現在まで毎年洞内コンサートとして、継続されているようです。
嬉しい限りですが、御縁に感謝いたします。
工房白鳥オカリーナ
アルトC
初心者の方におすすめのオカリーナ
工房白鳥オカリーナ
●5種類のオカリーナ(右下から)
「ピッコロC・ソプラノF・アルトC・テナーF・バスC」
です。
工房白鳥オカリーナ
白鳥謙一氏
工房白鳥オカリーナ
白鳥氏は、音楽の出来る楽器としてのオカリーナを目指しており、
粘土の選定、楽器の形、エアウェイ、歌口、トーンホール、
チューニング、表面の加工、焼成など、
研究を重ねて現在の楽器が出来ています。
工房白鳥オカリーナ
 
今でこそ定番となった滝根御殿コンサート。
当時は、洞内コンサートは画期的でした。
随分と沢山の演奏が、為されたでしょうか。
第1回から、すでに15年が過ぎます。
懐かしい思い出です。

お客様は、楽器演奏を行っている方が多く、しっかりとした「オカリーナ」を探している方々です。
お求めの内容を伺いますが、初心者の方には、アルトCをお奨めしています。
この度は、遠く中国地方の方から、北海道のお孫さんへのプレゼントにご注文を頂戴いたしました。確りとした楽器の「オカリーナ」に触れることは、幸いです。
半年~1年以内ですが、年内には、お届けでいるでしょうか。

白鳥氏は、12歳のときにオカリーナと出会い、その後(1999年)小川堅二氏(フルート奏者、オカリーナ奏者)に師事し、オカリーナの製作、演奏を学びました。
2003年には 「
工房白鳥オカリーナ」を設立し、オカリーナの製作、指導を行うとともに各地で演奏活動を行っています。

仙台市を拠点にNHK文化センター福島教室講師のほか、カルチャーセンター等で講師をしています。ファゴット奏者、サクソホン奏者、クラリネット奏者、バンドトレーナー。市民吹奏楽団の設立を多数行いました。
彼のお話では、他で販売されているオカリーナは、陶芸家の方が作られていて、音楽家ではないとのことでした。
音の楽器を作るのには、音階、メロディーと音楽家の専門的領域のはずです。陶芸家の技術は必要でしょうが、これらを併せ持つ方は、少ないだろうと思います。
これらのことから、半年から1年の制作期間を頂戴することになりますが、手づくりの宿命です。自分だけの作品が手仕事の商品です。
手仕事専科で、工房白鳥オカリーナをご紹介・販売しております。
仕事の逸品」はショッピング>日本の民芸/「下野・会津・津軽 手仕事専科」のブログです。株式会社とぴい企画  080-5089-9227  topykikaku@ybb.ne.jp
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